横瀬町ハイキングコース紹介(武甲山〜大持山〜妻坂峠コース)

このコースは、秩父盆地のシンボルでもあり奥武蔵の名峰でもある武甲山から小持山、大持山、妻坂峠へと続く健脚向けのコースです。

西武秩父駅からタクシー-(15分)-生川・武甲山登り口<一の鳥居・一丁目>-(50分)-不動滝-(1時間20分)-武甲山御嶽神社<山頂>-(30分)-シラジクボ-(1時間)-小持山-(45分)-大持山-(1時間10分)-妻坂峠-(40分)-生川-(2時間)-横瀬駅

横瀬駅から生川まで2時間ほどかかりますので、人数が揃えばタクシーの利用が楽です。 工場群を過ぎると未鋪装と鋪装の道が交互になり、鳥居が見えてきます。


写真1
一の鳥居の前から歩き始めます。(写真1) しばらく緩やかな道ですが、マス釣り場を過ぎ登山届けのポストがあり(写真2)、このあたりから急にきつさが増します。ここでペースをあげると後半疲れますので 足慣らしと思ってゆっくり行くのがよいでしょう。
写真2


写真3

砂防ダムの堰堤脇に立派な石標がありますが、字が薄く見落としてしまいそうです(写真3)。ここから持山寺跡を経て武甲山と小持山の按部であるシラジクボに抜けることもできます。あまり歩かれないルートですが、 武甲山の周遊コースのバリエーションとして使えそうです。 (シラジクボへの道はこちら)

この登山道では一の鳥居を1丁目、山頂を52丁目とした丁目石がおかれておりペース配分のいい目安となります。(ただし現在は迂回路のため途中から番号が飛んでいます)

8丁目で簡易鋪装の道と別れ、植林された杉・桧の林の中を案内板に沿って登山道へと入っていきます。
18丁目でこの登りで唯一の水場に出会います。 すぐ先には祠が鎮座しており、かつての多くの参拝者もここで休んだことでしょう。 水を補給し一息入れるのによい場所です。
これからしばらくは植林帯から広葉樹の造木林をところどころに見た登りが続きます。

写真4

5月のこの日、イチリンソウ、ヒトリシズカ、カタクリなどの花が登山道の脇に可憐に咲いていて展望のない登山者の目を楽しませてくれます。(写真5)
33丁目で道の中央にどっしりとそびえる巨木に出会います。 樹齢4〜500年以上と言われる杉の大木です。 まさに神が宿るようなその荘厳さに、ご神木としての威厳が備わっています。 またここもちょうどよい休憩場所になります。(この杉の木は34、35丁目と合わせて三本杉と呼ばれています) (写真6)

写真5

写真6
前方に斜面が広がってくると、左右に分かれる案内看板があります(写真7)。

写真7

写真8

写真9

右は、なだらか な斜面を登っていくコース、左のコースは、木々が切れ展望がよくなる とここからが難所。急な階段が現れ一歩一歩最後の一踏ん張りで登ります。(写真8)健脚の方はこの左にコースにチャレンジ。階段を上りきると4差路になっていまて(写真9)、直進は浦山口への下り口、左は小持山への縦走路、右がわずかで御嶽神社が鎮座する頂上です。


写真10
コバケイソウの群落の中を歩くと御嶽神社神社の境内に入り、更に裏手から頂上展望台へと出られます。眼下に見える採掘場で小さく走り回る重機がおもちゃのようです。 秩父を一望できるだけでなく、天気がよく空気が澄んでいると都内や浅間山なども望むことができます。(写真10)
また、神社下にある一昨年に建てられたきれいな公衆トイレは女性にはありがたいところです。 ここでしばし昼食休憩。
今回はここから大持山を経て妻坂峠へと向かいます。

写真11
4差路の分岐から標高差300mあまり急激に下ると按部のシラジクボに出ます(写真11)。 ここは尾根づたいに刈り払われているためとても展望がよく、これから向かう小持山から妻坂峠、武川岳までが稜線づたいに広がります。
シラジクボからは左に降りると持山寺跡を経て短時間で登山口に戻ることができます。 右に行く長者屋敷尾根方面は現在は通行不能となっています。
武甲山と小持山はほとんど同じ高さ、すなわち、また200m登らねばなりません。そろそろ今日の行程で最も疲れが出てくる頃です。
2つ、3つの小ピークを超えたところが小持山の小さい頂上です。 4月末から5月上旬にかけてはご覧にようなアカヤシオツツジが可憐なピンクの花を咲かせます。(写真12)
大持山へは下って登ります。見た目ほどきつくありませんが、岩場が若干ありますので十分に注意しましょう。 小持山よりは少し広い頂上で、秩父と境を接する名栗側の山々の展望が望めます。(写真13)

写真12

写真13

ゆるやかに下って行くと名栗の谷、奥武蔵の山々が眼前に大きく広がる分岐点に到達します。直進は鳥首峠への分岐になりますので左の坂を下ります。(写真14)
このルートは雑木林が奥武蔵の中でも特に美しいところです。 やがて中央部がえぐれて補修した急坂に差し掛かります。 ここが滑りやすい難所。一日の疲れがたまった膝に負担がかかり、つらいところです。立ち木につかまりながらそろそろと降ります。


写真14

写真15

降りきったところが妻坂峠(839m)、戦国武将畠山重忠の伝説がありますが、昔は秩父と江戸を結ぶ重要な交易路のひとつでした。峠にたつお地蔵さんはそんな昔の行き交う人々を眺めてきたのでしょうか。(写真15)

妻坂峠からはゆるやかな下りとなりホッとします。 途中には久しぶりの水場もあり、冷たい水で喉を潤します。 やがて林道を超え、一の鳥居のところに戻ってくると今日の長い歩きも終わりとなります。

下の地図はクリッカブルマップになっています。カメラの絵をクリックすると拡大写真が見られます


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